木曽御嶽山

実施日:2025年7月21日(月)
山 域:御嶽山
参加者:高柳

名古屋での用事を済ませ、木曽谷を通って山梨に戻ることにした。赤沢の木曽ヒノキ林や御嶽山を見物するためだ。7月20日、赤沢に行き、その晩は田の原駐車場で一泊することにした。深夜になっても車の往来があり、アスファルトの上に張ったテントは振動し、ライトに照らされた。よく眠ることができなかった。
翌朝朝食を済ませ、登り始めた。単調な道を駆け上がっていく。8合目(約2,500m)でほぼ森林限界になる。振り返ると中央アルプス、南アルプス、そして富士山の頭が見えた。素晴らしい天気だ。
王滝頂上から剣ヶ峰への八丁弛みは荒涼とした道を行く。2014年噴火の際は、ここを歩いていた人が多く亡くなったそうだ。噴火後に設置されたシェルターがある。噴煙が上がり、硫黄臭もかなりした(写真)。

剣ヶ峰から二ノ池方面へ降りて、十字路でトラバース道を通って登山道に戻った。田の原をめがけてどんどん下った。田の原のシラビソ林内の遊歩道を歩いて登山口に戻った。
山梨でぐるりと山に囲まれていると、それらに登って満足してしまうから、こちらに来てから中部の他の山々には全く登っていなかった。雲海に島のように浮かぶ本州の高山をまだまだ知らない。
(高柳)



 

2025年07月21日