神宮川笹ノ沢~水晶ナギ(沢登り)

実施日:2025年8月9日(土)
山 域:南アルプス
参加者:金丸、他1名

最初は9~11日で奥秩父入川の沢3本の計画だったが、参加者が2名だけだったため9~10日で南アルプス流域荒川細沢に変更した。さらに10~11日の天気予報が悪いことから日帰りで今回の沢を選択した。メンバーは同じ職場の若手1人だ。
朝6時に道の駅白州に集合。下山口に車を1台デポし、神宮川の資材道ゲートへ移動し登山開始。他に車はない。すぐに笹ノ沢出合となり、沢支度を整え入渓。早速綺麗な滝が現れる。その上にも小滝が続く。花崗岩の白い砂と苔むした緑色のコントラストが美しい。所々で現れる大きな滝は巻いていく。
下流域はゴルジュ地形が続くが比較的流心を登ることができる。チョックストーンの滝は少し手前に戻って残置ロープを手掛かりに右岸を巻いたが良くなかった。
10時頃休んでいたら3人組が登ってきた。その後2俣で3人組が休憩していたので会話を交わす。山野井さんの所属している日本登攀クラブだそうだ。
先行し右側の沢に入ると途端に水量が少なくなり、地形も緩く源頭の雰囲気に変わる。しばらくして手にチクッと痛みが走る。塩島君も痛っと叫ぶ。ヘボだ。何匹か見えたので、上流へ走って逃げた。落ち着いたところで休憩。ポイズンリムーバーで刺されたところを吸い出し、少し早い昼食を取りながら様子を見る。2人ともエピペンを持っていたので心配はない。しばらく休んでいたが、アナフラキシーショックがなかったので登山再開。その後特に難しいところはなく、12時前に稜線に出た。
装備を外し出発しようとしているところで別の3人組が登ってきた。神奈川県のパーティーだそうだ。意外と人気のある沢だ。水晶ナギへ登り雨乞岳登山道に合流。この登山道は緩やかで一定な傾斜に作られていて歩きやすかった。2回ほど休憩し14時半登山口へ下山した。綺麗で登れる滝が多く、手軽で良い沢だった。
(金丸)



 

2025年08月09日