三ッ峠
実施日:2024年11月24日(日)
山 域:御坂山系
参加者:榑林
行 程:さくら公園駐車場7:13→達磨石7:23→7:49股覗き7:54→馬返し8:05→愛染明王塔8:18→8:30八十八大師8:39→9:18三ッ峠山頂9:39→10:12八十八大師10:36→馬返し10:56→11:05股覗き11:07→達磨石11:24→駐車場11:38
長い夏の後、秋は短く、北麓の山も町もあっという間に晩秋の佇まいになった。秋晴れの一日に山歩きをするのはいかにも健康的な行動だ。西桂ルートから三ッ峠に向かった。
駐車場に車を置き、まずは車道を歩きはじめる。車道終点に駐車場はあるが、狭くて停めにくいのでさくら公園の駐車場を利用する人が多いようだ。体力の貯金を取り崩しながら生活する年齢になると、その残額がいくらなのか気になるところで、秋晴れの山登りとはいえいうほどのどかなものではなく、なにか焦りを感じながら歩くのである。
今日の富士山には若干雲がまとわりついている。ただ、柔らかな日差しが気持ちを和ませる。
屏風岩基部を経て頂上へ達すると、そこは期待以上の好天で、八ヶ岳と北アルプスの間に北アルプスがくっきりと見えた。また、東京方面へ双眼鏡を向けるとスカイツリーがしっかり確認できた。
頂上には20分程度滞在して下山を開始した。頂上の石の上に誰かが置き忘れたコーヒーの缶があったが地元山岳会としては放っておくわけにはいかないので拾って回収した。
屏風岩ではアイゼントレーニングをしている大学生と思われる数名のパーティがいた。聞くとこの年末年始には白馬杓子岳の双子尾根に行く計画という話だった。「頑張ってください」と声をかけて下山を続けた。
今日は少し降りた八十八大師でカップラーメンを食す。近頃はカップラーメンも高級料理になってしまって、プライベートブランド商品でないと高くて買えない。その特徴はコストを下げるために具が少ないことだろう。
特にトラブルなくカエデが鮮やかに紅葉した駐車場に下山することができた。このあとはいつものようにグリーンセンターで湯につかろう。
(榑林)