御坂山岳会について

御坂山岳会は、山梨県富士吉田市に拠点を置き自然を愛し、山を楽しく安全に登ることをモットーに活動しています。

加盟団体:山梨県山岳連盟・公益財団法人富士吉田スポーツ協会・山梨県山岳遭難救助対策協議会富士吉田支部

例会:毎月1回(場所は富士吉田市・中央コミュニティーセンター「富楽時」で午後8時より)

会員数:46名(男34名、女12名、20代から80代まで幅広い年代で構成)

会則:御坂山岳会会則はこちらをクリックしてご覧ください

組織・役員:役員名簿はこちらをクリックしてご覧ください。

会の紹介

御坂山岳会は富士山の麓、富士吉田市に拠点を置き、楽しく安全な登山を基本理念として活動しています。公益財団法人富士吉田スポーツ協会の会員として様々な地域活動に参加しており、また、山梨県山岳遭難救助対策協議会富士吉田支部の構成員として、富士吉田警察署と連携を図りながら、遭難防止や遭難救助活動にも積極的に協力してきました。
 当会は、昭和25年4月29日の天皇誕生日に、初代会長の伊藤堅吉、第三代会長の野口明、安藤元雄、馬場金五郎の4名によって、御坂山岳会創立第一回山行として行われた御坂山塊の十二ヶ岳桑留尾のササッパ沢遡行登山により発足しました。
 この年度において25回、翌年度においては36回の山行を行い、昭和27年度に初総会を開いて役員及び会則の制定を行い、公認山岳会の手続きを完了し、会員も150名を超え、会報「御坂層」(題字は故中村星湖氏)を創刊しました。
 会則においては、当会の目的を「大自然を愛するものにより構成し、山岳を各方面から観察して会員の知識を高め心身の鍛練と相互の親睦を図り、山岳界の進歩発展を目的とする」と定めました。
 当会創成期は、富士山周辺の御坂山塊を中心に十二ヶ岳や三ッ峠の沢登りや岩登りが重点的に行われていましたが、その後、南アルプスや北アルプス方面へと活動の場を広め、平成21年には創立60周年記念事業として山梨百名山一斉登頂を行いました。現在、当会では、低山ハイクからアルプス縦走、冬山登山、ロッククライミング、フリークライミング、アイスクライミング、沢登り、冬期登攀、バックカントリースキー、海外登山など、多様な山行形態に対応したオールラウンドな登山活動を実践しています。
 山岳競技においては、昭和38年に初めて当会会員が山口国体に選手として参加し、以後選手及び監督として岐阜、埼玉、福井、長崎、岩手、鹿児島、青森、奈良、鳥取、山梨、京都、北海道、福岡、石川、山形、秋田の国体に参加しています。
  海外遠征登山としては、昭和45年に台湾山岳会の訪日友好登山隊を富士山及び八ヶ岳に案内したことを縁に、山梨県山岳連盟第二次訪華友好登山隊として「雪山」「玉山」への遠征をはじめとして、個人では、アフリカ大陸のキリマンジャロ、ケニヤ山、アラスカのフォーレーカ、サンフォード、カナダのカナデアンロキー、中国のボコダ峰、モンゴルのツアスト、ペルーのチョピカルキ、マレーシアのキナバル、フランスのモンブラン、メンヒ、ネパールのチュルー、モロッコのツブカル、韓国の雪岳山、ベトナムのファンシーパン、中国四川省のアピ山、香港のランタオピーク、台湾の陽明山等があります。また、山梨県山岳連盟の中国アムネマチン遠征、中国ムスターグ・アタ遠征、中国大姉娘山遠征にも参加しています。
 現在、当会としては月例山行、春山合宿、夏山合宿、冬山合宿、富士吉田市民バスハイキング、お月見山行等の活動を行っています。
 月例山行は、毎月、会員の中から担当者を持ち回りで決めて、担当者が企画立案して日帰り、または、宿泊を伴う山行を行っています。合宿は、春、夏、冬の年間3回行っており、当会が所有する大型テント等の備品を活用して、大人数山行に対応しています。富士吉田市民バスハイキングは、毎年6月もしくは11月に当会主催で実施し、大型バスをチャーターして約100名の一般参加者を募って、市民登山の普及に努めています。お月見山行は、毎年、中秋の名月に近い休日に開催しています。昼間山に登り、夜はお月見バーベキューで親睦を深めることもあれば、夜間登山で稜線から月を眺める山行を敢行することもあります。
 なお、少人数グループによる個人山行も、様々な登山形態で頻繁に行われています。特に最近では、女性グループの活動が盛んなのが特徴です。