創立72周年記念式典が行われました

開催日:2022年5月21日(土)17:30~19:00

場 所:ハイランドリゾートホテル 白玉蘭

出席者:柏木猛夫、横山秀敏、羽田政人、宮下和男、舟久保元孝、勝又芳弘、柏木正明、中安正議、中澤弘雄、石川敬子、後藤ヨウ子、荒井寿子、勝俣和子、鈴木文代、羽田早衣子、内山章、渡辺徹臣、榑林秀倫、流石英一、金丸祐司、平井芽久美、室野孝義、渡辺 直樹(23名)

御坂山岳会は、昭和25年4月29日の天皇誕生日に、初代会長の伊藤堅吉氏らよって御坂山塊の十二ヶ岳桑留尾のササッパ沢遡行登山が行われ、これを御坂山岳会創立第1回山行として発足し、今年創立72周年を迎えました。本来であれば、創立70周年記念式典を開催すべきところですが、70周年の年に新型コロナウイルス感染症が世界的に急拡大し、記念事業は中止となり、記念式典も2年延期せざるを得ない状況の中で、創立72周年記念祝賀会を開催しました。

今回は、新型コロナウイルス感染予防対策に万全を期して行いました。席の間隔を離しアクリル板で仕切り、来賓は招待せず会員だけの出席とし、開催時間を90分に短縮し、そのため式典は行わず祝賀会のみとしました。60周年の時の半分以下の規模に縮小しての開催となりましたが、盛況のうちに祝賀会は閉会いたしました。

祝賀会は、流石英一理事の司会進行により午後5時30分に開会しました。中安正議第28代会長の挨拶の後、平成15年度から16年度に第19代会長を務めた柏木猛夫氏の乾杯の音頭で祝賀会は始まりました。

歓談の中で、司会から多くの会員からのメッセージの紹介やお祝いを御披露させていただきました。また、スクリーンにはプロジェクターによって御坂山岳会の過去の秘蔵写真が映し出され、出席者から感嘆のどよめきと笑いが起きました。

アトラクションには、フォルクローレユニット3人組の「ピミエンタ」が登場し、ケナー&チャランゴ&サンポーニャで、アンデスに伝わる民俗音楽と日本人の心が融合する風のように透き通った音色を聴かせてくれました。ピミエンタの演奏は、NNS日本ネットワークサービスで放送中の番組「てくてく山梨百名山」のバックに流れていることでもお馴染みかと思います。

宴もたけなわになってきたところで、ピアノ演奏による御坂エコーズが会場に流れてきました。会場の新型コロナウイルス感染症対策により、御坂山岳会恒例の御坂エコーズの合唱は叶いませんでしたが、皆で御坂エコーズのメロディーを脳裏に深く刻みました。

そして、全員で記念撮影を撮った後、最期の締めは、平成19年度から20年度に第21代会長を務めた横山秀敏氏による一本締めでした。いつもの万歳三唱はコロナ禍の下で自粛いたしました。

ささやかな祝賀会ではありましたが、名残り尽きない御坂山岳会の会員たちは、72年間という歴史と伝統を心に強く刻んで二次会へとくり出したのでした。

2022年05月21日