せっかくなので大菩薩嶺へ

実施日:2022 年 9 月 11~12 日
山 域:大菩薩嶺
参加者:石川敬子
 9月11日、金丸さんの春日山百名山登山の後、せっ かく出てきたのだし天気も良さそうなので、近場で、しかも日帰りで行けそうな山を探し、暫く行ってない大菩薩に決めた。最後に行ったのはいつだったか思い出せないく らい昔だ。 皆と分かれて北上、とりあえず温泉探し、昔は裂石温 泉と言っていたが、最近は大菩薩の湯と言う温泉に行く。 入浴後、駐車場でゆっくり時間を過ごし、上日川峠までく ねくね道を上がって行く。第一駐車場にて周りを偵察し た後、お月見残りの中安シェフ特製スープとパンで夕食。 車中泊。

 9月12日、暖かい爽やかな朝だ。結構早くから歩いて いる人がいる。私は明るくなって7時頃出発。丸川峠経由は時間が掛かりそうなので。唐松尾根を 上がって大菩薩嶺を往復し、大菩薩峠から下ることにする。分岐の福ちゃん荘まではゆるゆると樹林の間を上が る。分岐からは傾斜が増しゴロゴロ石が出てくる。日差しが強く夏のようだ。やがて急登になり岩が出てくるように なって稜線へ。右に雷岩のごつごつした岩肌が見えるいったん頂上へ、富士山が目の前に大きく、眼下には大 菩薩湖が青い。岩から降りて北へ樹林の中を進むと間もなくで大菩薩嶺頂上。平日のせいか登山者が一人いるのみ。展望も 無いので写真を撮って雷岩まで引き返す。やがて前後して数人の登山者とすれ違うようになるが若者が多い。 暑いくらいの天気で半ズボンになる、涼しくて気持ち良 い。しばらく休憩し、展望を楽しんだ後峠へ下る。峠までの間にも岩場が点々とあり、その度に上がってはしばし展峠でゆっくり休憩。

 ここから下山予定だったが、時間も早いし天気も良いので石丸峠まで行くことにする。今までとは一転、倒木も多く荒れている感じは否めないが、あまり人の手が入ってない分、原始の趣を残す樹林の中は苔が綺麗だ。熊沢山を過ぎると明るく開けた笹原に 出て下りきったところが石丸峠だ。ポツンと指導標があ るのみ。昼寝でもしたい気分だが、今日の日差しは暑す ぎる。緩やかな灌木帯から唐松林になり傾斜も増して転ばないよう気を遣う。やがて傾斜も緩やかになり飽きてきたころようやく駐車場脇へ出た。石丸峠から長かった。天気の悪い日が続いて山歩きが出来ない日が多かったので、この数日の晴れの天気は嬉しい。良い山歩きが出来た。
(石川敬子)望を楽しむ。賽の河原、避難小屋、峠まで見渡せ、サ サの中の登山道も一つの箱庭のように見える。

2022年09月11日