富士吉田市民スポーツ祭り・バスハイキング 伊豆 達磨山~金冠山

実施日:2022 年 11 月 13 日
山 域:伊豆半島
目 的:市民バスハイキング
参加者:中安正議、金丸祐司、石川敬子、榑林秀倫、 中澤弘雄、勝俣和子、渡辺直樹、流石英一、柏木正明、 羽田早衣子、鈴木文代、横山秀敏、渡邊由起子、他一 般参加者 48 名、総勢 61 名
行 程:
【1号車】7:30 富士吉田市役所→8:20 道の駅伊豆ゲー トウェイ函南 10:00→10:50 戸田駐車場→11:09 達磨山→11:36 あせびヶ原→12:03 小達磨山→12:31 戸田峠駐 車場(昼食)13:00→13:40 だるま山高原レストハウス 13:50→14:37 函南めんたいパーク 15:15→16:30 富士吉 田市役所
【2号車】7:30 富士吉田市役所→8:20 道の駅伊豆ゲー トウェイ函南 9:00→9:40 だるま山高原レストハウス→ 10:00 戸田駐車場→10:20 達磨山→10:45 あせびヶ原→ 11:10 小達磨山→11:35 戸田峠駐車場→12:00 金冠山 (昼食)12:40→13:10 だるま山高原レストハウス 13:20 →14:10 函南めんたいパーク 15:15→16:30 富士吉田市
役所 新型コロナウイルスの感染拡大により開催を見合わ せて参りました富士吉田市民バスハイキングですが、 3年ぶりに開催することができました。コロナ禍の下、 何度も検討を重ねた結果、例年梅雨前の6月に開催し ていたものを秋まで延期し、バスハイキングのための 新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドラインを作 成して、感染予防には万全を期して開催に漕ぎ付けま した。
前回までは、富士吉田市の広報のみで参加者を募 集していましたが、今回は募集チラシを市役所、下吉
田中央コミュニティーセンター「富楽時」、市営鐘山体育 館、南都留合同庁舎等に配布し、インターネット上の御 坂山岳会のホームページからも申し込みができるよう にしました。
ところが、広報への掲載が手違いにより10月号へ掲載されず、開催直前の11月号への掲載となってし
まい、参加者が集まるか心配でした。しかし、チラシに よる応募が39名、ホームページからの応募が6名、最 終的には48名の応募があり、これに御坂山岳会会員 13名を入れて総勢61名となり、大型バス2台をチャー ターしての開催が可能となってほっとしました。 さて、バスハイキング当日ですが、前日まで秋晴れ の好天が続いていたのに、なぜかこの日だけ天候は 下り坂、神様は次から次へと試練を与えます。しかし、 ひとりのキャンセルもなく、バスは富士吉田市役所を 定刻に発車しました。 トイレ休憩の道の駅伊豆ゲートウェイ函南でまた試 練が訪れます。発車しようとした1号車のバスのエンジ ンがかからないのです。61名いるので2号車に全員 乗り移ることも不可能です。やむを得ず故障した1号車
を道の駅に置いて、2号車のみ出発しました。50分後、 バス会社の沼津営業所から救援車がブースターケー ブルを持って到着し、無事エンジンがかかりました。原 因はバッテーリー上がりでした。おかげで1号車の参 加者は、道の駅でたっぷりと時間をかけてお買い物を 楽しむことができました。
1号車は1時間遅れで出発したため、1号車と2号車 はまったくの別行動となりました。西伊豆スカイライン は対向車のヘッドライトも見えないほどの濃い霧となり ました。戸田駐車場で下車した時は、雨こそは降っていませんでしたが、強風が吹き荒れていました。「冬山 に比べれば、こんなのそよ風ですよ」とほらを吹いて、 躊躇する参加者に出発を促しました。
白いベールに包まれたクマザサの稜線をひたすら 歩きました。晴れていれば水平に弧を描く駿河湾と富
士山の眺望を楽しめる達磨山山頂も霧の中です。1号 車は休憩時間を短縮して徐々に2号車に追い付いて
行きます。2号車が金冠山で昼食を摂り終えて下山し ている頃、1号車は強風の金冠山を避けて戸田峠で昼 食としました。昼食を終えて金冠山目指して出発しよう としたのを見計らったかのように雨が本降りとなりまし た。そして苦渋の決断で金冠山登頂をあきらめて、だ るま山高原レストハウスへ直行することにしました。だ るま山高原レストハウスに到着すると、1号車のバス がエンジンをかけたまま待っていました。エンジンを止 めると永遠にかからなくなるからです。2号車は10分 前に出発したとのことでした。
函南めんたいパークで1号車と2号車は合流し、そこ から連なって富士吉田市役所に到着しました。今回の バスハイキングはいろいろありましたが、ひとりのコロ ナ感染者も発生せず、結果的に無事終了いたしました。 参加された市民の方々の中には、女性の方や高齢 の方、山登りが好きだけどひとりで登るのはちょっと不 安という方が多くいらっしゃったと思います。また、体の 弱い方、体に障害のある方もいらっしゃったかもしれま せん。でも御坂山岳会と一緒なら大丈夫、と思って 参 加していただいたことを肝に銘じまして、そのような 方々がいらっしゃる限り、このバスハイキングは続けて いかなければならないと思っています。 バスを降りる時の参加者の笑顔を糧に、来年もまた、 多くの方々が参加していただくことを心から願っていま す。
(中安正議)

2022年11月13日