神宮川右岸アイスクライミング 夕暮れの滝・日向沢左岸大ナメ滝
実施日:2025年2月27日(木)
目 的:アイスクライミング
山 域:南アルプス
参加者:金丸、平井、木村、他2名
私にとって唯一、年に一度の三つ峠金ヶ窪沢アイスクライミングに体調を崩し行くことができず諦めていたところに、金丸さんが私の休みに合わせてアイスクライミングの計画を立ててくれた。今年の冬はアイスクライミングが出来ないと諦めていた私にとって、とても嬉しく有難いことであった。
当日は天気も良く暖かい日で行動中は暑く感じる程であった。登山口ゲート前に駐車して少し歩いた所に夕暮れの滝はあった。金丸さんのリードで私たち四人は左右一本ずつ登り、次の日向沢左岸ナメ滝へ向かう。
林道終点まで歩きダムの脇を上がり河原を歩いていくと二段になった堰堤があり、その左手に日向沢があった。
日向沢に入る前に河原で昼食を摂る。広い河原で堰堤の上には山が見え景色のいい場所だった。
日向沢出合は水が流れていて登れないため林の中を上り一段上まで歩き、そこでアイゼンを装着。歩き始めるが沢は水が流れていたため林の中をひたすら登っていく。
しばらく山に登っていなかった私は体力がなくアイゼンを装着したまま岩混じりの斜面を歩くのがとてもキツく、自分の体力の無さを痛感した。
やっと凍った滝が現れ、そこからナメ滝のマルチピッチルート開始。金丸さんのリードで荷物を背負ったまま登り始める。さっきまでの私は疲れ果て登れる自信がなくなっていたが、氷を登り始めると楽しく元気を取り戻した。登っている途中では花崗壁の日向山の姿が顔を覗かせている。三ピッチナメ滝を登って行った目の前に大きなナメ滝が現れたが、そこでタイムオーバーとなり大ナメ滝は登らず下山をする。
二月の終わりということもあり、私の行動できる時間の中でアイスクライミングが可能な滝を探し計画を立てるのは大変だったと思います。
今回一緒に行ってくれた金丸さんと若手の三人のお陰で、アイスクライミング楽しむことができました。本当にありがとうございました。
今回の山行は、私にとって色々な学びと課題の残った山行でした。
(平井)
