10月・月例山行 徳本峠・霞沢岳
実施日:2024年10月5日(土)~6日(日)
山 域:北アルプス
参加者:渡辺(直)、齊藤
10月の月例山行は徳本峠・霞沢岳へ、徳本峠を経て上高地へ入るクラシックルートは前々から行きたいと思っていたが行きたいと思った時には台風による土砂崩れの影響で通行止め。それがようやく解除されたので月例山行として行くことに。
安曇支所に車を置いて徳本峠へ向かうも林道を歩き始めてすぐに熊の足跡、不安に感じながらも歩き二俣で小休止。二俣から先は登山道となり岩魚留小屋に到着。土砂崩れによる通行止めが長かったので道が荒れていると思っていたが、あまり荒れておらず、思いのほか歩きやすかった。ここから先自分はペースダウンし徳本峠までの急登手前で齊藤君が先行しテントを張ってくれた。遅れながらも徳本峠へ着くと西穂の稜線が見える。ウォルター・ウェストンもこの道を通って上高地へ入ったと考えると感慨深い。
翌日は霞沢岳へ。今回の山行は徳本峠がメインだったが、せっかくなので個人的に未踏の霞沢岳も計画に組み込んだ。霞沢岳への道はアップダウンが多く歩きにくいうえ、ずっと樹林帯が続く。当初、ジャンクションピークを過ぎれば森林限界を超えて気持ちいい稜線歩きかなと思っていたがそんなことはなかった。ずっと樹林帯を歩き霞沢岳K1ピークでやっと森林限界を超えた。そこでようやく北アルプスに来たなと実感。そこから先は穂高連峰を眺めながらの稜線歩きを楽しみ霞沢岳へ登頂。
徳本峠へ戻る道も当然アップダウンでしんどい、途中でまたしても齊藤くんに先行してもらいテント撤収してもらう。重ね重ね感謝しかない。
テントを撤収し上高地へ向かう。島々へ向かうバスなら本数もあるだろうとバスの時間を調べないままバスターミナルに着くと、ちょうどすぐに出るバスがあったのでギリギリ間に合った。というかちょっと間に合ってなかったけど何とか乗れた。バスで安曇支所前に戻り今回の山行を終えた。
(渡辺)