3月・月例山行 毛無山

実施日:2025年3月2日(日)
山 域:天子山塊
参加者:内山、石川、横山、刑部、勝俣

午前06:00、富士吉田市内を集合出発して内山車で朝霧方面に向かう。この日気温は上昇する予報であったが、吉田の朝は比較的寒く感じた。
途中コンビニに寄ったりしながら麓地区に入ると毛無山は正面に見える。近づくとそれなりに標高差がありそうだ。右手に「ふもとっぱら」のキャンプ場、広大な敷地にアースカラーのテントが無数に点在していて初めての不思議な光景、これを尻目に我々は苦行の道へ。無人の毛無山駐車場で500円を投函して07:20登山開始、この毛無山に勝俣さんはよく来るそうでコースを把握している。石川さんはおよそ10年ぶりとのことで「こんなんだったけなぁ~」、私は多分2度目だが全く記憶がない。
頂上稜線まで1000mを一気に登るなかなか厳しいルートだったのである。登りではエンジンの吹けない会員も我慢強く稜線に達し、融け残った僅かな雪を踏んで皆で毛無山(1945m)に登頂した。やや雲の多い天気だったが山頂は暖かく、大休止して昼食とした。
体力の回復を待つ者を残して、他の者は最高点(1964m)、大見岳(1959m)へと足を延ばした。この間は富士山の眺めも良く、雪は有ったり無かったり、石川さんは鋲付き長靴を履いて楽しそうに「キャッキャ」している。
予定の行程を消化して再び毛無山へ戻り、全員が合流して下山を開始した。徐々にスピードの落ちる会員が出てきた。後ろ向きで降りたくなる鎖(ロープ)場もたくさんあり、一度パワーダウンしてしまうと負のスパイラルに陥ってしまうようだ。気配を感じる範囲で二合目までは下りたが、ここから私ともう1名はゆっくり下ることとし、下り絶好調の勝俣さんは他の2人と先発して駐車場へ下ることとした。
我々後発の2人は平らな作業道に下りてから何とミスコースしてしまい10分ほどロスしてヘッドランプの時間帯に突入してしまったが18:25何とか無事に下山できた。登山経験があまりないと言っていた刑部さんは長靴の石川さんのペースに遅れることも無く、今後もバリバリ活動するそうです。百戦錬磨の横山さんはトレーニングを重ねて最強になるそうです。私はというと、珍しく中央道の渋滞にも捕まらず眠くなる前に帰宅することができました。
(内山)


 

2025年03月02日